次の目的は家プロジェクトの南寺。
ここもどうしても行ってみたかったのですが、当時はネットで予約ができず、直島の本村ラウンジ&アーカイブにてチケットを購入する必要がありました。
(2024年10月よりオンライン購入できるようになったそうです)
定員も決まっているため、地中美術館を出て急いで本村エリアへ。
チケットも無事購入できたので南寺の入場時間まで「家プロジェクト」を散策しました。
家プロジェクトは本村エリアの空き家をアートとして改修した施設です。

「角屋」直島の住民の皆さんも参加された作品との事。

「碁会所」

「護王神社」ここからの眺めは最高でした

町のふとしたところに現れるアートたち。

おいりソフトも食べました!


町中をうろうろしているとあっという間に南寺の入場時間に。
南寺はジェームズ・タレルの作品を安藤忠雄が設計した建物です。
どんなアートなのかネタバレなしで体験して欲しい気もするので、これから体験する人はここから下はネタバレしてますので注意!
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この施設の内部は自分の目の前にかざした手のひらさえも見えない位の本当の暗闇。
スタッフの指示でその暗闇の中に入場し、しばらくすると段々目が慣れてきて少しずつ周囲の人達の輪郭だけ感じ取れるようになります。
ゆっくりと輪郭だけの人形が思い思いの方向に動き出します。
地中美術館の作品を「天国」と感じましたが、この作品は反対に「地獄ってこんなところなのかもしれない」と感じました。
自分の輪郭すらあやふやになる暗闇。
何もできないという地獄。
ちなみに色々指示を出していたスタッフの方ははどうやって見ていたのかな…
暗所が苦手な方はご注意くださいね。
私達の前に並んでいた方は入場直前で辞退されていました。
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南寺ネタバレ終わります!
次は杉本博司ギャラリー 時の回廊に向かう為に移動します。



入場チケットにラウンジでお茶とお菓子がいただける特典がついています。
朝からアートをインプットしまくった脳に効く。

ラウンジからの景観も最高です。

ガラスの茶室「聞鳥庵」。
きっとここから見る夕焼けは綺麗なんだろうな。
次はこの島を代表する施設、ベネッセハウス ミュージアムへ。
施設まではレンタカーは入れない為、無料のバスに乗り進みます。
山の上にあるので徒歩はきついかもしれません。


思わぬものまで作品でびっくり!





流石にこの辺りで脳のキャパがいっぱいで写真もあまり残せず…
この施設は別日に回したほうが良かったな、と今更後悔です。
ベネッセハウス ミュージアムを後にして、海辺を散策。
こちらにも有名な草間彌生の「黄カボチャ」

このカボチャは台風で度々流されるそう。
その度に漁師さんが回収するそうです。

この鳥居はとくにアート作品ではないらしい!
でも思わず撮っちゃいますよね。
海辺を散策して今日一日の相棒とお別れ。
ダッシュボードに代金と鍵を入れて指定の場所に返却するというワイルドスタイル。
車があると好きに動けてとっても便利だった。
一日ありがとう。

この後、その日の宿に移動します。
今回の旅は直島に宿泊。
宿の話は④に続きます。
◼️直島を巡る旅①
◼️直島を巡る旅②
◼️豊島へ行った話